2010/04/29

手紙

はらださんへ

新人のさかいさんが、
うんちやげぼのはなしばかりするので、
他の人にきかれやしないか不安になったのと
猫の名前をゴリラにするっていう話は衝撃的でした。
これから新人のさかいさんを週に2回いじめないと
(もしく、保護しないと)いけない仕事が増えて
忙しくなりそうです。困ったら連絡します。

かりん

仕事がおわって、ちかくの寺に散歩にでかけた
久々のそこの空気は父や祖父のようだった 池をしばらく眺めて
庭に生えた植物や、風に揺れて動く木々の葉をみていた
お堂の入り口には、今月の言葉が木の札にさげられていて、

花それぞれに 光あり

と墨で書かれたその文字は私にささって、目に映る世界がすこし変化した

2010/04/24

スラス〜

それにしても、今日海でふらふらしてたら朝美さんという知らないおじいちゃんに勧誘されて、65〜70歳の会に浜で急遽参加決定でした。
聞くところによると、新橋の飲み屋で知り合ったじいちゃんたちが、年に一回この時期に
しらす漁の浜の横でやるパーティだそうで、10人ちかいじいちゃんが演歌のCDかけながら、浜でゴザとパツキンセクシーバドガールのビニールシートをひいて、なにやらあやしいつまみと酒とをならべて、顔真っ赤にしてるわけです。それで、全員わらってるので、そりゃあちょっとひきつつも、もちろん参加しました
すっかりお邪魔してビールも頂いて、つまみは遠慮しとこうかなーとなってたら、
なんと生しらす!白米まで!なんと!かんぺきじゃないか!
透明のしらすくんたちのきれいなこと、
おいしかったよ〜 しょうゆたらりしちゃったりなんかして、うふふのふ
まいにち余すところ無く、たのしいやい てやんでー



起きている、覚めている、冴えている



そんなかんじ、だぜ

きのう最近仕事場で恒例になりつつある焚き火で、
オレンジの色っぽい光に顔照らされながら、たしかに全然色っぽくない言動で
原始人の様に、火だ、火だ、とはしゃいでいたら、
お父さんと同じくらいの年齢の、木を切る人に、
かりんさんは、かりんくんだね?とにこにこしながら言われて、
このひとはやっぱりすごい、とおもいました。


10年くらい前に古本屋で見つけた、サガンの闘病中に書いた文章に、ビュッフェが絵をつけたTOXIQUEという本があって、えらくえらくかっこいいのだけど、
最近サガンが映画になって、それを最近みたとこだったので、
引っ張りだして読み返していたら、まさにその本の話が出て来て、
あらーってなって、他にもグールドやビリーホリディの話、
ヴァッサーの話、みかん畑の話、
わたしの男性性を見抜いてくれたのや(おんながすきなわけではない)、
そのひとは、ぼくは女性の部分を強めたいのよ(彼は男性)、とか、
自分の中におばさんが住んでる、とか、ほんと冴えた会話が
夜の小雨の中、海の前、ブルーシートの屋根、焚き火のほのおの中で、
キラキラと輝きをはっして、火の風や、潮風に膨らんだブルーシートの雨避けは
気球のように膨らんで、みんな口々に、このまま上空に飛んで、宇宙までいっちゃえばいいのに、とか、いや茨城くらいでいいや、とか言っていて、
すべてが最高に美的なんでした。ザブーン

2010/04/22

ハイマート




ハイマートからぬけだせない
 ぬけだせないならば


ここはどこなんだろう
ここをハイマートにする為に

つまりふるさとは
ここでないどこかにいるときに
ふとおもいだすようでないといけない

身体の中身が身体からはなれてゆく
混乱、葛藤、
目だけ見開いてる、目だけうごいて
目以外がうごいていない

2010/04/21

sea,star,sun.and moon

海でわたしは悲しかった、
星はすごい数を出して、古いひかりは私の目についに届いた
砂で太陽を描いた、けれど質問されたとき、事実それは月だった
それはみやぶられていた
月に穴ぼこを開けて、わたしは脱出した
太陽と月そのものだった

2010/04/19

ウォークウォーク



1日中歩き回った、自分の育ったまちを

こんな歩いてたのはひさしぶりです。
弟のラッパーキャップを日差し避けにかぶって上機嫌で
ひとりでビールのみながら
浜に咲く大根みたいな花のハラッパでパッパラパーでラッパッパでした
海、しんみりながめちゃったりしてさ 

大事な友人の、おかあさんの
バースデーソングを口にくわえながら、ずっといい案をさがしてたんだけど
なんにもなんにもいかした案が出て来なくって、ああ、
これが ふがいないってゆう、感情なのか、役立たず っておもったりして
よけいしんみりしちゃって 

毎日、バースデーの誰かから派生した、めでたい、は
世界に充満するべきなんだ、けど、しあわせにおもうか
ふしあわせにおもうか、は、人それぞれだから、自分でそれは選んだ世界


よく通る道にあるスピリチャル屋の店先に、空間を浄化するってゆう
セージの葉が売ってるから、家で育ててるセージの下っ葉をとって
火をつけてみた。
インデアンみたいな気分になって、悪い気分じゃなかったです
でも、けむたくてすぐに窓を開けてしまいました

とりあえず
酔っぱらうとたばこを吸ってフーしたくなるのを
気をつけようっていうことです

2010/04/18

みずをのむ

みずをたくさんのむ

lonbre dans leau




ウッドの香りを、まとうには、もうすこし早い あと、15年とみた
いまはくさいっておもう

今はカシスの葉と、バラの花を気に入ってる

とんでもなくきれいな 声の鳥が、毎朝さえずってるんだけど
どなたなんでしょう ひのひかりがまぶしくて
ひかりのなか 逆光で あのとりは、よくみえない。

とんでもなくきれいなんです



2010/04/15

17℃


脳天直撃!
バチコーンム!!ンむむ!!!

ほんとうに、いやんなっちゃった、 だめね
こわくて胸に手をあてられない、ほんとうを知ったら
知らないに戻れない

鼻や 口から漏れる息ってやつが、煙の様にさまよっている
空を

気候:晴れ 夜になるにつれ、冷え込む

幼なじみのとこの、この世の宝、ベイビー3ヶ月は、おっぱいを吸うとき興奮して
アムアム、ンー、、、スゴイ!
と言うらしい すごいよね、おっぱいって ベイビー、わかってんじゃん
あと、夜泣き中に、ウーマン!というらしい
ウーマンだよね、おっぱいすごいよね、あんた上等!
すくすくよいこにそだちなさい 瞳のうつくしさから、心がはなれない
光りが灯ってる まだ浅い、その目には 光りだけがともってる

そしてあのうちで頂いた夕飯、ほんとうにおいしかった
家族五人と20歳越えしたと思われる老猫のチーと囲むゆうごはん
ゆうはん食べていきなさい って言葉って、なんてすてき 

蓮根のにんにく炒め、かための豆腐、紫蘇とネギと醤油で
笑えるくらい山盛りのひじき。ミョウガや酢であえてある、酢は富士酢おいしい
焼いたホウボウ、ほうれん草と油揚げ、甘辛味のおさかな
つやつやの玄米ご飯、
マクロのフルーツケーキ、甘夏。
親戚の様な、ありがたいひとたちが居るってことを、ほんとうにしあわせにおもう。
いつもお世話になってます。甘えどうしで、ごめんなさい。いつか返すね。
10倍くらいにして。


気候:晴れ 最高気温17℃




2010/04/09

別れ

きょう、仕事場で
わかれがあった

どんなに涙をこらえたか 
胸をはって、あなたが生きている世界のことを
誇りに思います。
あなたのダイナミックなうがいの音や、あったかい言葉や
仕草や、お花の質問 将棋対決の音 あなたがいるだけで
空間がまろやかになった 

腰が痛いと言ったときホカロンくれたお返しに、といって
キャンディーのたくさん詰まった手提げをくれましたね
なんてやさしんだろう

本当に、30年もの長い間、お疲れさまでした。
伝えたい事がたくさんあったのに、なんだかひとこと伝えられませんでした。
WE LOVE AOYAGI ありがとう、とかいて、
一緒に育てたクリスマスローズの花束を
ただ 渡すしか出来ませんでした。

気恥ずかしい顔をして、手を挙げながら、そそくさと原付で走っていった
みんなで見送ったまるい後ろ姿はあっというまに消えた
さよなら ほんとさびしいよ、ほんとに
わたしがんばるよ ほんとうに、ありがとうございました。

2010/04/06

ピアス



ちかごろわたし
すごいアクティブ 縦横無尽にうごきまわっています
(電車で1時間圏内を)



友人の展示
清澄白河で 〜4/4まででした
http://gallery.kawaban.net/2010/03/tabijitaku.html

テキスタイルのうつくしさ 質感 素材
色ってわくわくする どきどきもする はっとする
ファッションと色、全てがこころ踊る調和を成している3人の作品は
すごく好みでした

中、高、大と一緒だった友人の個人の作品を初めて見た。
彼女らしいモチーフと線でほっとする、すてき。
彼女の作品の貝殻モチーフのピアスを購入した。とってもうれしい!
海で岩に張り付いてるやつの 

大学4年の時、テキスタイル科だった彼女に誘われて、
ファッションショーのモデルをした。
いまだかつてない、舞台形式のショーで、数ヶ月に渡るダンスレッスン、筋トレ

卒業間近で制作あり、家もごたごたしすぎていた時期に、すごく刺激的で素晴らしいショーに参加させてもらって、これがなかったらほんとくさくさに腐ってたかもしれない、
すごくたのしかった、ショーはすごい反響で
スタンディングオベーションがおこった 観客は公演を重ねるごとに増え
会場は緊張感と、しずかな熱気で膨張して破裂する様なかんじがした


わたしは彼女が染め、縫い上げた衣装を着て、がちがちに鍛えあがったふくらはぎを
ムムンとはって中腰のゆったりとしたダンスをした ほんとう、ふくらはぎに魚がはいってるみたいで あ、きもちわるいねそりゃ

乾燥した土地でゆったりと過ごし暮らす民族の設定


いいおもいでで、だいじに胸にのこっています、